税理士法人 良知 コラム
2018年3月14日 水曜日
『エクイティファイナンスについて』
『エクイティファイナンスについて』・・・エクイティファイナンスの概要を説明します。
資金調達の手段は、デットファイナンスとエクイティファイナンスに大別できます。デットファイナンスとは、「借入」のことであり、エクイティファイナンスとは「増資」のことです。中小企業の殆どは、デットファイナンスによる調達が主体でありますが、エクイティファイナンスの仕組みを知ることで、調達の幅が広がる可能性があります。
エクイティファイナンスは、会社が新しい株式を発行し、株式を投資家に買ってもらうことで資金を調達する仕組みです。借入ではなく増資ですので返済の必要はありません。そのかわり、投資家には株式の持分に応じた権利が発生します。
エクイティファイナンスは、株式を買ってもらえる投資家が居てはじめて成立します。無償の支援を仰げる親族や友人は別ですが、投資家は何らかの目的があって増資を行いますので、投資家のニーズを的確に満たすことが、エクイティファイナンスの成功の鍵となります。
投資の代表として、ベンチャーキャピタル、投資ファンド、エンジェルなどが挙げられますが、これらの投資家の目的は「利益」です。取得した株式を将来第三者に高値で売却することが主たる目的ですので、会社が上場して株式が市場で売却できるようになること、もしくは、M&Aで会社を他の会社に売却することが大前提です。よって、上場やバイアウトの計画がない場合は、この手の投資家を呼び込むことはできません。
上場やバイアウトを考えていない企業でも、企業同士の関係強化を目的としたエクイティファイナンスは可能性があります。例えば、貴社が強い販売力を持っているとして、その販売力を魅力に感じるメーカーがあれば、貴社に投資をする動機になります。中小企業のエクイティファイナンスは業務資本提携が現実的です。
ただ、エクイティファイナンスにはデメリットもあります。業績が思うように進捗しない場合等は、株主との関係が悪化し、自分の思い通りに経営が出来なくなってしまうことがあります。このような時でも最悪の事態に陥らないよう、エクイティファイナンスは持分のコントロール(資本政策)が重要です。
弊社はエクイティファイナンスに関するご相談も承っております。
資金調達の手段は、デットファイナンスとエクイティファイナンスに大別できます。デットファイナンスとは、「借入」のことであり、エクイティファイナンスとは「増資」のことです。中小企業の殆どは、デットファイナンスによる調達が主体でありますが、エクイティファイナンスの仕組みを知ることで、調達の幅が広がる可能性があります。
エクイティファイナンスは、会社が新しい株式を発行し、株式を投資家に買ってもらうことで資金を調達する仕組みです。借入ではなく増資ですので返済の必要はありません。そのかわり、投資家には株式の持分に応じた権利が発生します。
エクイティファイナンスは、株式を買ってもらえる投資家が居てはじめて成立します。無償の支援を仰げる親族や友人は別ですが、投資家は何らかの目的があって増資を行いますので、投資家のニーズを的確に満たすことが、エクイティファイナンスの成功の鍵となります。
投資の代表として、ベンチャーキャピタル、投資ファンド、エンジェルなどが挙げられますが、これらの投資家の目的は「利益」です。取得した株式を将来第三者に高値で売却することが主たる目的ですので、会社が上場して株式が市場で売却できるようになること、もしくは、M&Aで会社を他の会社に売却することが大前提です。よって、上場やバイアウトの計画がない場合は、この手の投資家を呼び込むことはできません。
上場やバイアウトを考えていない企業でも、企業同士の関係強化を目的としたエクイティファイナンスは可能性があります。例えば、貴社が強い販売力を持っているとして、その販売力を魅力に感じるメーカーがあれば、貴社に投資をする動機になります。中小企業のエクイティファイナンスは業務資本提携が現実的です。
ただ、エクイティファイナンスにはデメリットもあります。業績が思うように進捗しない場合等は、株主との関係が悪化し、自分の思い通りに経営が出来なくなってしまうことがあります。このような時でも最悪の事態に陥らないよう、エクイティファイナンスは持分のコントロール(資本政策)が重要です。
弊社はエクイティファイナンスに関するご相談も承っております。
投稿者 税理士法人 良知